山下達郎・竹内まりや夫妻の作った提供曲5選!【あの有名曲も!?】

レビュー

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私HIROSE、今度竹内まりやのライブに参戦することになりました。例外的にセットリストを見てからの参戦にしようと思ったのですが、大体の曲を知っていて安心しました。というのも、山下達郎竹内まりや夫妻の楽曲が非常に好きで。今回は、そんな彼らの楽曲を、提供曲という視点で紹介できたらなと思います。

本人のソロ曲は、「クリスマス・イブ」(山下達郎)や「RIDE ON TIME」(山下達郎)、「元気を出して」(竹内まりや)、「September」(竹内まりや)など、非常に有名なものがそもそも多いのですが、実は提供曲に関してもしっかりと名曲だらけなんですね。それでは本編、どうぞ

① 硝子の少年 / KinKi Kids (山下達郎)

まずは有名どころから。KinKi Kidsのデビュー曲、「硝子の少年」を作ったのは山下達郎です。ファンキーで非常にJ-POP的なアプローチをしていて、爽快感溢れるアイドルソングとなっています。ちなみに作詞は松本隆。地味に山下達郎と松本隆2人の交流はあまり見えていませんでしたが、はっぴいえんどとシュガー・ベイブなのでまあ繋がりはあるんでしょうね(無知でさーせん)。

彼らしいと言えば彼らしい曲なのですが、いい意味で平成J-POPに上手く対応しすぎているので、山下達郎が作ったということに少し驚きはありますね(ベタ褒め)。やはりシティポップのイメージが強すぎるので。とはいえ、平成ポップスの秩序の中で彼がシティポップ解釈をするとこうなるというのは、それもそうな気がします(日本語下手)。

② DOWN TOWN / EPO (山下達郎)

さっそく少しズルですが、元々は山下達郎がフロントマンを務めるニューミュージックバンド、シュガー・ベイブの楽曲でした。とはいえ、バラエティ番組「オレたちひょうきん族」のテーマ曲になったり、最近では吉本工業の創業110周年特別公演「伝説の一日」にて、ダウンタウンの出囃子に使用されるなど、EPOのカバー(?)バージョンのほうが著名なイメージがあるため、選出させていただきました。

ちなみに、作詞は伊藤銀次、編曲には林哲司も関わっています。この楽曲のリリースは、シティポップの幕開けを意味しました。非常に爽快なディスコナンバーで、「DOWN TOWNに繰り出そう」というサビの歌詞が、新時代の到来を予告しているようですね。

③ 復活LOVE / 嵐 (山下達郎/竹内まりや)

嵐の「復活LOVE」は、作詞竹内まりや、作編曲山下達郎の夫婦曲作ソングです。改めて彼らは凄い。KinKi Kids以降、アイドルソングの適性があると認められた山下達郎ですが、キャッチーなメロディーをファンキーなサウンドに乗せながら、竹内まりやの情景浮かぶ若い歌詞がスッと耳に入ってくるという楽曲構造は、ある意味で彼らの到達点とも言えそうです。

④ MajiでKoiする5秒前 / 広末涼子 (竹内まりや)

イマ何かと話題ですが、そんな彼女の最初のヒット曲は、竹内まりやによる「MajiでKoiする5秒前」です。竹内まりやを聴く人間ならば、確かに彼女らしい旋律の楽曲だとわかりますよね。ただ、非常に平成っぽい編曲が加えられているため、一聴しただけだと竹内まりやの作曲とは思えないかもしれません。ちなみに編曲にかこつけて、広末涼子のファーストアルバム『ARIGATO!』は、アイドルの隠れ名盤だと、再評価の流れを最近よく目にする気がします。全編プロデュースは藤井丈司が務めていますね。

⑤ けんかをやめて / 河合奈保子 (竹内まりや)

「けんかをやめて~ 二人をとめて~ 私のために争わないで~」の歌詞が有名なこちらの楽曲は、竹内まりやによる楽曲、河合奈保子の「けんかをやめて」です。なんて自分勝手でわがままな歌なんでしょう。

とはいえ、日本の自信家的なアイドルソングの特徴的には、バツグンの曲だと思います。本人のセルフカバーもいいですね。竹内まりやの楽曲は、この曲に加えて、「元気を出して」や「プラスティック・ラブ」、「すてきなホリデイ」など、聴いたことがあるものが凄く多いですよね。CMやSNSとの相性が良い、キャッチーなナンバーが多いんですね。

以上、山下達郎・竹内まりや夫妻の作った提供曲5選でした。ほんっとに天才夫婦。ライブがより楽しみになりましたね。

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