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さて、第二回は前回に引き続きハードロックのおすすめバンドを紹介していきたいと思いますヨ。今回は中級編(?)ということで、ほんの少しだけ踏み込んだ話をしていけたらなと思います。それではどうぞ
① クリーム (CREAM)
前回の記事で先述したようにジミヘンとの共通点も多いクリームですが、フロントマンは天才ギタリストのエリック・クラプトン。私もおそらく2番目に影響を受けたギタリストです(1番はヴァンヘイレン。厨二病なので)。
彼らもディスコグラフィーは比較的少なめなので、全部聴いても全く損はないと思います。オススメは『Disraeli Gears』(カラフルクリーム)。

ジミヘンとクリームは、いわゆるサイケデリックロックバンドなので、サイケ文脈でも筆頭に上がるバンドですネ。((本当はクリームも入門編に入れたかった
② ラッシュ (Rush)
カナダのバンドです。海外だと特に評価が高いイメージ。プログレ的な文脈でも同じくらい目にしますよね。おすすめはやっぱり『Moving Pictures』。とにかく名リフが多いです。The WhoやLed Zeppelinらと同じく、メンバー全員の質が高い怪物系バンドです。

③ ボストン (Boston)
ボストンは、商業(産業)ロックとも揶揄されてきたバンドですが、個人的に大好きなバンドなので紹介したいと思います。天才トム・ショルツの宅録バンドとも言うべき面白いバンド。おすすめはやはりファーストの『Boston』(幻想飛行)。セカンドも同じくらいイイすよ。

④ シン・リジィ (Thin Lizzy)
アイルランドのロックバンドです。アイリッシュ。『脱獄』などもイイですが、『Black Rose』は個人的に超名盤だと思うので、ぜひおすすめさせてください。昔の音楽雑誌などでは定番だったそうな。

⑤ UFO
現代の感覚では、ロックの文脈で聴き馴染みのある方は少ないのではないかと思います。個人的には先ほどのシンリジィとセットなんですよね(この感覚わかる人多いかも?)。ギタリストはあのマイケル・シェンカー。おすすめはベタベタに『Phenomenon』(現象)

⑥ マウンテン (Mountain)
個人的にめっちゃ聴いてきたわけではないですが、父親の推しバンドということで忖度紹介。「Mississippi Queen」等名曲多数。おすすめはもちろん『Climbing』 ですね。

⑦ フリー (Free)
ブルース志向のハードロックバンド。「All Right Now」など大名曲もありますが、やはり『Fire and Water』が名盤すぎるでしょう。

⑧ バッド・カンパニー (Bad Company)
フリーの後継バンドです。説明は割愛。おすすめは、セカンドの『Straight Shooter』。ファーストもマジでイイんで、ぜひセットで聴いてみてくださいな。

⑨ ユーライア・ヒープ (Uriah Heep)
もしかしたら聴き馴染みの薄いバンドかもしれません。しかし、ツェッペリン、ディープパープル、サバスと合わせて四大ハードロックバンドと呼ばれることもあるくらい、ハードロック草創期から黎明期の時代において大事な一翼を担います。一部プログレの文脈でも語られることが多いです。おすすめは『Demons and Wizards』(悪魔と魔法使い)

⑩ ボン・ジョヴィ (Bon Jovi)
時系列バラバラですみません。ボン・ジョヴィは、「Livin’ on a Prayer」や「You Give Love a Bad Name」、「It’s My Life」などで知られるハードロックバンドです。商業(産業)ロック(スタジアムロック・アリーナロック)としても名高いバンドですが、何よりメロディックでパワフルな楽曲が特徴。ボーカルのジョン・ボン・ジョヴィのハイトーンボイスとカリスマ性が光る唯一無二の米国バンドです。おすすめは『Slippery When Wet』 (ワイルド・イン・ザ・ストリーツ)。名盤です。

⑪ レインボー (Rainbow)
リッチー・ブラックモアがディープパープルの脱退後結成したハードロックバンド。全盛期のボーカルは、オジー・オズボーン脱退後のブラックサバスのボーカルを務めていたロニー・ジェイムス・ディオ。彼の古典的なハードロッカーボイスと、ブラックモアの教科書のようなギタープレイが光る、いわば”最強”バンドです。おすすめは、『Rising』(虹を翔る覇者)。コンパクトでとても聴きやすいです。

⑫ ホワイトスネイク (WHITESNAKE)
ディープパープル解散後、ブラックモアのレインボーとともに発生したのが、ボーカルのデイヴィッド・カヴァデール率いるホワイトスネイクです。80年代のハードロックを代表するようなサウンドや、日本人好みの美しいメロディが特徴。『Whitesnake』はホントに名盤。ジャーニーとかフォリナーなどの商業(産業)ロック好きにはたまらないバンドだと思います。

⑬ モトリー・クルー (Mötley Crüe)
メタルとして分類されることが多いですが、個人的にはハードロックとして聴くことが多いため選出。とにかくエネルギッシュです。『Too Fast For Love』や『Shout at the Devil』、『Girls, Girls, Girls』や『Dr. Feelgood』まで、全体的に名盤が多いです。どの時期が好きかによりますが、今回は『Shout at the Devil』をおすすめさせてください。ビートルズの「Helter Skelter」のイケイケカバーが収録されているので。

⑭ スコーピオンズ (Scorpions)
切り裂くようなギターサウンドとキャッチーならメロディーを特徴とするドイツ発のHR/HMバンド。私が初めて聴いたハードロックナンバーはもう全く覚えてないですが、彼らの「Rock You Like a Hurricane」がかなり初期に耳にしたものであったことは間違いないです。そのカッコよさにすこぶる衝撃を受けましたねー。おすすめは『Love at First Sting』。俺的テンションブチ上げアルバムです。

⑮ ヨーロッパ (EUROPE)
実は今回一番推したかったのはコレ。面白いバンド名ですが、北欧メタルの始祖とも言われる彼らは、スウェーデン発のハードロックバンドです。代表曲の「The Final Countdown」は、そのキャッチーなイントロに聴き覚えのある人も多いのでは(日本ではSUZUKIのCMソングとしても有名ですね)。私自身、ハードロックアルバムで最も聴いたものの一つである『The Final Countdown』は、80年代のHR/HMを象徴するサウンドにメロディアスな旋律を特徴とする、ハードロックの大名盤となっています。

以上となります。Dioやアリスクーパー、オジーオズボーンなどのソロシンガーの選出もしたかったし、アイアンメイデンやモーターヘッド、メタリカやメガデスなどの有名メタルバンドの話もできればよかったなと思いますぜ。引き続き今後もよろしくお願いします(╹◡╹)
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